プラスチック製の場合は傷が付きやすく色素も沈着しやすい
インプラント治療に使う材質にはプラスチック製のタイプもありますが、プラスチック製の場合は傷が付きやすく色素も沈着しやすいです。
一方、オールセラミックに関しては色素沈着し難い上に、口にした食べ物の酸などにより材質が溶け出してしまうという事もありません。
そのため、初期投資費用は高くなりますが、長い期間清潔で美しい見た目をキープすることが可能です。
こうしたオールセラミックは相場が高いので、贅沢品というイメージが持たれがちなのですが、中には必要に迫られて導入する方も居ます。
それは、生まれつき金属アレルギーに悩まされていて銀歯を選定することができないという事例です。
そのような患者においても、オールセラミックならアレルギー症状を引き起こす事無く、治癒させられるのです。
そもそも、銀歯により金属アレルギーが引き起こされるのは、経年劣化により成分が溶け出してしまい体内が摂り込んでしまう事が関係しています。
つまり、これまでアレルギー症状に悩まされていなかったものの、歯科治療によりアレルギー持ちになる恐れもあります。
このような点から、いくら安いとは言ってもリスクがあることを知っておくべきです。
さらに、前歯に使うとなれば目立たないオールセラミック一択になるでしょう。
